タイマーは、一定時間ごとに何らかの処理を行うような場合に有効なコントロールです。
 複数のタイマーを組み込み、それぞれ異なる処理のために割り込みをかけることができます。

  
タイマーをフォームに貼り付ける
タイマーを有効にする
タイマーを無効にする
タイマー割り込み間隔を設定する
タイマー割り込み処理を行う

 
タイマーをフォームに貼り付ける

  1 ツールボックス(ツールボックスが開いていない場合は、表示メニューから「ツールボックス」を選択してください。)から、「Timer」 を ド
    ラッグ&ドロップします。
  2 タイマーはドロップされた順に"Timer1","Timer2"等と表示されます。


タイマーを有効にする

  1 例えば、timer1を有効にするには、次のとおり記述します。

        Timer1.Enabled=True;

  2 複数のタイマーを同時に有効しても構いません。その場合、各タイマーのそれぞれの割り込み間隔で、固有の割り込みルーチンに
    入ります。
  

タイマーを無効にする

  1 タイマーは、強制的に割り込みをかけるツールのため、他処理を行っている際には、臨時的にタイマーをOFFにしておきたい場
合があります。その時には、次のとおり設定します。

        timer1.Enabled=False;

タイマー割り込み間隔を設定する

  1 タイマー割り込みの間隔は千分の1秒単位で設定します

  2 例えば、1秒毎に割り込みをかけたい場合は、次のように指定します。

        Timer1.Interval=1000;

        
タイマー割り込み処理を行う

 
 1 例えば、"timer1"コントロールの場合、割り込み処理ルーチンは次のように行います。

   
           private void timer1_Tick(object sender, System.EventArgs e)
           {
         MessageBox.Show("タイマー1に割り込みが入りました。");         
           }