C#においても、乱数系列が用意されています。
  コンピュータでは擬似乱数を発生できますが、乱数の種(シード)を与えることによって、異なる乱数系列とすることができます。
  シードの記述を省略すると、システム時計の値をシードとして乱数を発生します。
  通常の使用では、シードについて特に意識する必要はないでしょう。

  

  Randomクラスのオブジェクトを設定する
  乱数を発生する

Random クラスのオブジェクトを設定する
   
  擬似乱数を利用するには、まず、Randomクラスのオブジェクトを生成します。
         int s;   
         s=1000;
         Random r=new Random(s);  //sはシード値。

       一般的には、シード値を省略し、次のとおり生成する。
         Random r=new Random( );  //sはシード値。
 
 
乱数を発生する
   乱数を発生するには、Next関数を使います。

          int vi;
        double
vr;
 
        Random r=new Random( );
        vi=r.Next(100);  //100未満の整数乱数をvi に代入
        vi=r.Next(2,10); //2以上10未満の整数乱数をvi に代入
        vr=r.NextDouble(); //0.0以上1.0未満の倍精度実数乱数をvrに代入